黄慧性家の人々

代々継承されてきた人間国宝家門の「黄慧性家」が繰り広げる宮廷料理

朝鮮王朝の最後の厨房尚宮である韓熙順尚宮(1代目人間国宝)の後を継いだ黄慧性
先生(2代目人間国宝)と彼女の4人の子供は、母親の遺志を受け継ぎ、韓国の優れた
食文化「宮廷料理」を多くの人に伝えるために、それぞれの分野で活発に活動をし
ています。
長女の韓福麗院長(3代目人間国宝、宮中飲食研究院長)は母親の後を継ぎ、宮中飲
食研究院を運営しており、次女の韓福善は料理研究家として活動しながら韓国の伝
統料理を商品化して一般人に紹介しています。また三女の韓福眞教授(全州大学校
文化観光学部韓食調理科)は大学で後進の育成に努めており、長男の韓勇奎(株式
会社チファジャ代表取締役)は伝統宮廷料理店「チファジャ」を経営しています。

(写真:左から韓福眞(三女)、韓福麗(長女)、韓勇奎(長男)、真ん中は
黄慧性先生)